
子育てしながら在宅ワークうらやましい…



デメリットもあるのか実際の在宅ママに聞いてみたい!
自宅を職場にする「在宅ワーク」という働き方ですが、近年ますます注目を集めています。
「自宅で働けるなんて在宅ワークママは羨ましい(うらやましい)!」という声をよく耳にしますが実際のところはどうなのでしょうか?
本記事では、在宅ワーママ歴6年目に突入した筆者の意見も交えて在宅ワークのメリット・デメリットを徹底的に解説していきます。
在宅ワークは本当に羨ましいのか?メリットばかりではない意外なデメリットも紹介していきますので是非最後までお読みください!
在宅ワークとは?


在宅ワークとは自宅を拠点として業務を行う働き方のことです。
職場がある勤務先に出勤して仕事をするのが一般的ですが、在宅ワークは「自宅=職場」として仕事を行います。
パソコンやインターネットの環境があればオフィスに出勤することなく仕事を進められるという特徴があります。
似ている用語でリモートワークやテレワークという言葉がありますが、こちらは自宅以外にもカフェやコワーキングスペース、サテライトオフィスなどで働くことを意味する言葉で「オフィス以外で働く」という働き方のことです。
在宅ワークでできる仕事の種類は多岐に渡りますが代表的なものをいくつか紹介します。
- WEBデザイナー
- WEBライター
- プログラマー
- エンジニア
- 動画編集者
- データ入力
- オンライン秘書
- イラストレーター など
フリーランスや個人事業主の人もいますが、企業に雇用されながら主にパソコンを使用して在宅で業務を行う人も多いです。
子育てママ在宅ワークのメリット5選


子育てママの在宅ワークのメリットは大きく分けて5つです。
- 感染症の予防ができる
- 仕事の合間に家事ができる
- 子供の急な病気に対応できる
- どんな格好でもすっぴんでも仕事ができる
- 通勤時間がないので体力を温存できる
一般的な在宅ワークのメリットは、「通勤時間がない」「好きな場所で働くことができる」「人間関係のわずらわしさがない」などを挙げる人が多いと思います。
しかし、子育てママの場合のメリットは一般的な在宅ワークのメリットと異なる点があります。
子育てママの場合は、子供の急な発熱や学校行事など、子育て中は予定通りにいかないことがたくさんあるので子供の状況に合わせて柔軟に働くことができる内容がメリットに含まれてきます。
それでは、ひとつずつ解説していきます。
感染症の予防ができる
筆者はこの「感染症の予防ができる」というのが在宅ワークをしてて最もメリットに感じた点です。
子育て中のママにとって、子供の健康が第一優先です。
新型コロナウイルスが流行してから、満員電車やバスなど人が密集する場所への移動は極力避けて生活していきたかったので在宅ワークという働き方は感染症の予防に最適でした。
子育てママが元気でいれば子供が体調を崩したときもすぐに看病できるので安心できますよね。
在宅ワークをしてからは通勤や外出の機会がほとんどないので感染症のリスクを軽減できていると感じています。
仕事の合間に家事ができる
日常の家事で思い浮かぶものといえば、洗濯や掃除、食器洗いや夕飯の準備などですがこれらをすべて仕事の合間にすることができます。
まとめて行うのではなく、すき間時間に少しずつ片づけるイメージです。
すき間時間であっても片づけることができるのは大きなメリットと言えます。
- 食器洗いや夕飯準備
- お昼の休憩時間に自分の昼食を作るタイミングで一緒に作ることができる
- リビングや洗面所掃除
- お手洗いに行くタイミングで目に付くものは片づける
- 洗濯
- 変わりやすい天気の日でも取り込むことが可能なので気にせず干せる
このように家事を効率的に行うことができるので、子育てママにとっては在宅ワークを選ぶ最大のメリットでしょう。
子供の急な病気に対応できる
「昨日まで元気だったのに、朝起きたら熱が…」と子供の急な病気は働く親にとって大きな悩みの種です。
高熱の場合は、幼稚園や保育園にも預けることができないので、家族の誰かがお休みをとる、または早退してお迎えに行かなければなりません。
しかし、在宅ワークという働き方であれば子供の急な病気にも仕事を休むことなく柔軟に対応することが出来ます。
「またお休みをもらうと周りに迷惑をかけてしまう…」という罪悪感なく働けるのがメリットです。
- 子供が体調の良い時間に仕事をすることができる
- 小児科に予約を取って休憩時間に受診することができる
- 欠勤はしないので有給を消化しなくて済む
どんな格好でもすっぴんでも仕事ができる
在宅ワーク中はどんな格好しているのかというと、シンプルに「自由」です!
「パジャマOK」「すっぴんOK」「裸足OK」ですが、オンライン会議があるときは上半身だけきちんとしています。
子育て中は子供の朝の支度が優先なので、自分の化粧や身支度を整える時間すら確保するのが難しいですが、在宅ワークであれば自分のことは最小限で済むので時間を有意義に使うことができます。
- メイクは日焼け止めクリームとアイブロウのみ
- 上半身だけきちんと、下半身はヨガウエア
- 基本は裸足でローラー、足つぼマット設置
メイクは基本ほとんどしないので、肌への負担も軽減され肌トラブルは減ったこともメリットのひとつです。
またオフィスの堅苦しい雰囲気に合わせた服装にする必要もないので、締め付けのない楽な服装は想像以上に仕事の効率をあげてくれます。
通勤時間がないので体力を温存できる
「満員電車で通勤、毎日ヘトヘト…帰宅後子供のお迎え、お世話はもう無理。」
こんな経験ありませんか?
子育て中のママは特に「仕事が終わってからが勝負!」なところもありますよね。
この後子供をお迎え行って、夕飯作って、お風呂入れて、寝かしつけて、明日の準備してなどやることがたくさんです。
在宅ワークであれば、通勤時間ゼロになると以下のような効果をもたらします。
- 肉体的な疲労がないので体力を温存できる
- 朝はゆっくり、睡眠時間をしっかり確保できる
- 通勤ラッシュのストレスから解放され子供にも優しくできる
- 通勤時間に使っていた時間は、運動や自分の好きなことに使える
子育てママ在宅ワークのデメリット3選


仕事とプライベートのオンオフが難しい
在宅ワークはオフィスなどへの出退勤がないので仕事が始まってから終わるまですべて家にいることになります。
仕事とプライベートの空間が同じなので、仕事とプライベートのオンオフの切り替えが難しいと感じることがあります。
また似ていますが、時間管理の難しさもあります。
上司が近くにいるわけでもありませんので緊張感も薄れて、ついプライベートのことをやりたくなってしまうのも事実ですので対策をしていく必要があります。
- 仕事する場所とプライベートな場所の空間を分ける
- タイマーを利用して時間を区切る
- スケジュールアプリでタスク管理を徹底する
筆者は仕事する部屋をひとつ決めてあり、そこをリビングや他のどの場所よりも仕事がしやすい空間にしておきます。
仕事の部屋が決まっていることで、ダラダラ作業することもなく仕事モードに即切り替えることが出来ています。
タイマーを利用して時間を区切ることも大切なことですね。
運動不足になりやすい
通勤もないので必然的に歩く機会が減るので運動不足にはなりやすいと感じます。
運動不足になると太りやすくなり、長時間座りっぱなしなど同じ姿勢でいることで肩こりや腰痛の原因にもなりますので対策をとる必要があります。
- 休憩時間や朝時間を決めて簡単な運動をするのをルーティン化
- 座りっぱなしの場合は、立ってパソコンをする時間を作る
- 休憩時間にスーパーまで買い物に行く
- 通勤時間にかけていた時間分を分散して運動する
上記の対策は在宅ワークをしながら筆者もすべて取り入れています。
簡単な運動は、なわとびをしたり、YouTubeでエクササイズ動画を観ながら運動したり軽いストレッチを続けています。
ルーティンにしてしまえば、会社に通勤していた頃よりも運動する時間が増えるのでおすすめです。
人とのコミュニケーションが減る
在宅ワークは通勤時間もなく、家事も出来て、自分のペースで働けるなど多くのメリットはありますが、対面で会話する機会がないので人とのコミュニケーションは非常に減ります。
元々人とコミュニケーション取るのが苦手、1人時間が好きという人は気にならないと思いますが、そうでない人にとっては孤独感や疎外感を感じやすいでしょう。
オンラインでのビデオ会議やチャットツールを使って頻繁にやりとりをする仕事の人はそこで雑談も交えてコミュニケーションをとることができます。
ストレスを感じてしまうほど孤独感を感じやすい人は、在宅ワークは向かない可能性が高いです。
子育てママの在宅ワークまとめ
子育てママの在宅ワークに関してメリットとデメリットをまとめてみました。
子育て中のママは、「在宅ワークはうらやましい」と感じるかもしれませんがメリット・デメリットをよく理解し自分に合った働き方を見つけることが大切です。
本記事では、実際に6歳と2歳を子育て中の筆者が在宅ワークのメリットとデメリットを解説してきました。
在宅ワークの働き方に興味がある方の参考になれたら幸いです。
- 子育てママの在宅ワークはデメリットよりもメリットの方が大きい
- 時間管理、オンオフの切り替えを徹底することが大切
- 在宅の仕事であっても育児と仕事の両立は難しくやりやすくする工夫が必要
在宅ワークで自宅で勤務している在宅ママです。
在宅ワークも、家事も、育児も、私らしくをモットーに皆様に有益な情報を発信していきたいと思います♪