
海で使ったサンダルがなんか臭い!
楽しい時間を過ごしたサンダルですが、気がつけばなんだか嫌な臭いが…。
このような経験された方、多いのではないでしょうか?
海のレジャーで活躍したサンダルには、汗や海水、砂、そして雑菌など、様々な臭いの原因となるものが付着しています。
これらの汚れを放置すると、不快な臭いはどんどん増すばかり…。
本記事では、同じように海で使ったサンダルが臭い!どうすれば臭いは落ちるの?と悩みを抱えている方にぴったりの内容になっています。
水で汚れを洗い落してもこの臭いは解決しませんので、ぜひ本記事のある方法を参考にしてください!
海で使ったサンダルはなぜ臭くなる?


まずは、海で使ったサンダルが臭くなってしまう原因を詳しく見ていきましょう。
原因を理解することで、より効果的な対策を講じることができます。
汗と皮脂などで雑菌が繁殖
人間の足は、意外と汗をかきやすい部分です。
特に暑い夏場や、活発に動き回る海のレジャーでは、大量の汗をかきます。
この汗には、皮脂や垢などの有機物が含まれており、これらは雑菌にとって格好の栄養源となり臭いの原因になります。
海水に含まれる塩分と有機物
海水には、塩分だけでなく、微細な藻類やプランクトンなどの有機物が含まれています。
サンダルが海水に濡れると、これらの成分が付着し、乾燥する過程でサンダルに残ります。
塩分は素材によっては劣化の原因となり、有機物は雑菌の栄養源となって臭いを発生させることがあります。
臭いが染み付きやすいサンダルの素材
サンダルの素材によっても、臭いの付きやすさや取れやすさに違いがあります。
例えば、布製や天然皮革のサンダルは、水分や汚れを吸収しやすく、雑菌が繁殖しやすい傾向があります。
一方、合成皮革やゴム製のサンダルは、比較的汚れが落としやすいですが、通気性が悪いため、内部に湿気がこもりやすいという側面もあります。
メッシュ素材や穴あきデザインのもの、抗菌加工がしてあるサンダルは比較的臭いを抑えられます。
簡単4ステップでサンダルの臭いを即解決


それでは、海で使ったサンダルの気になる臭いを効果的に解消するためのステップをご紹介します。
いろんな方法があると思いますが、簡単なケアですっきり臭いが取れた方法を紹介します。
筆者も先日海でバーベキューをした家族のサンダルの臭いが気になり、この方法を試したので実際の写真を用いて解説します。
ステップ1:予洗いをする
海で使ったサンダルには、砂や海藻など目に見える汚れも多いです。
汚れがついたままだと、これから行う本格的な洗浄の効果が弱まってしまうので必ず予洗いはきちんと行いましょう!
- やわらかいブラシでブラッシングする
- 歯ブラシやシューズブラシなどで丁寧に払い落としてください。
特に、溝やストラップの隙間などに詰まった汚れは念入りに取り除きましょう。
- 歯ブラシやシューズブラシなどで丁寧に払い落としてください。
- 軽く水で洗い流す
ステップ2:50度以上のお湯につけ置きする


50度以上のお湯に30分以上つけ置きすることで、雑菌の活動を抑制し、臭いの元となる汚れを浮かせることができます。
この「50度以上のお湯で30分以上つけ置きする」というのがポイントで、やはり臭いの元となる雑菌は水でいくらこすり洗いを丁寧にしても汚れは落ちますが、臭いは残ってしまいます。
臭いを取るという点で、高温ですが50度以上のお湯が必要になるというわけです。
つけ置きしているバケツの中に、液体せっけんやスニーカー用洗剤、中性洗剤などを混ぜると更に効果的です。
- バケツや洗面器に50度以上のお湯を溜める
- 液体石鹸やスニーカー用洗剤、中性洗剤を少量加える
- サンダル全体が浸かる程度で30分以上つけて置く
ステップ3:中性洗剤で丁寧に手洗い


つけ置きである程度の汚れは落ちますが、さらに丁寧に手洗いすることで、浮いてきた汚れがきれいに取れます。
筆者はウタマロクリーナーを使いましたが、靴用に使える石鹸・洗剤であれば何でも構いません。
つけ置きしているバケツの中に、液体せっけんやスニーカー用洗剤、中性洗剤などを混ぜておいたので追加で洗剤が必要かどうかは汚れの落ち具合によります。
サンダルの素材によっては、表面がめくれてしまう可能性もあるので柔らかいブラシやスポンジで洗い、洗い終えたら洗剤成分が残らないようにしっかりとすすぎましょう。
ステップ4:風通しの良い日陰で完全に乾燥


洗い終わったサンダルは、しっかりと乾燥させることが最も重要です。
湿気が残っていると、再び雑菌が繁殖し、臭いの原因となってしまいます。
しかし、早く乾かそうとして乾燥機やドライヤーの使用は、高温によってサンダルが変形したり、接着剤が剥がれたりする可能性があるため避けましょう。
また直射日光もサンダルの素材を傷めてしまう原因になるので避けた方が良いです。
最も良い環境は、部屋干しではなく屋外の風通しの良い日陰で完全に乾燥させることです。
臭いを予防するためのアイデア
日頃からちょっとした工夫をすることで、サンダルの臭いを予防することができます。
みなさんはいくつ出来ていますか?チェックしながら見ていきましょう!
サンダル選びは慎重に
海で使ったサンダルはなぜ臭くなるのかの原因でも触れましたが、サンダルによって臭いがつきやすいものと、つきにくいものがあります。
以下の点に注意してサンダルを選ぶと良いでしょう!
- 通気性の良い素材を選ぶ
- メッシュ素材や穴あきデザインなど、通気性の良いサンダルを選ぶことで、足の蒸れを軽減し、雑菌の繁殖を抑えることができます。
- 抗菌・防臭機能のあるサンダルを選ぶ
- 最近では、抗菌・防臭加工が施されたサンダルも多く販売されています。
これらのサンダルを選ぶのも、臭い対策として有効です。
- 最近では、抗菌・防臭加工が施されたサンダルも多く販売されています。
サンダルはローテーションして履く
毎日同じサンダルを履き続けていると、汗や湿気がこもりやすくなります。
数足のサンダルをローテーションすることで、サンダルを休ませ、乾燥させる時間を確保できます。
臭いが気にならなくても、定期的にサンダルを水洗いしたり、今回ご紹介したような方法でお手入れしたりするなど、習慣にすることで、臭いの発生を未然に防ぐことができます。
海でサンダル使用後は乾燥させる
海でサンダルを使用した後は、できればその場で水道水で汚れや海水を洗い流して乾燥させてから持ち帰るのが良いです。
しかし、周囲にサンダルを洗う水道がない場合もありますよね。
その場合は、帰宅後すぐに本記事で紹介した手順でサンダルをケアしましょう!
時間が経ってしまうと雑菌が繁殖し、より強烈な臭いが発生するので注意してください。
それでも臭いが気になる…最終手段は?
上記のようなお手入れをしても、長年染み付いた臭いがどうしても取れない場合や、素材によっては専門のクリーニング業者に相談することも一つの手段です。
サンダルの素材や状態に合わせて、適切なクリーニング方法を提案してくれるでしょう。
まとめ:海で使ったら即ケアして臭いを防ごう!


本記事では、海で使ったサンダルの臭いの原因や簡単にできる対処法を紹介してきました。
やはり大切なのは、放置せず海から帰ったきたら即ケアすることです。
海の汚れを放置してしまうと、不快な臭いがもっと強くなるので本記事で紹介した4つのステップを帰宅後はすぐに行いましょう!
- 気になる汚れをやわらかいブラシなどで落とす
- 50度以上のお湯に30分以上つけ置きをする
- 中性洗剤で手洗い
- 風通しが良い日陰で乾燥させる
50度以上のお湯につけ置きをする際、やけどには十分に注意してください。
また日頃から、通気性の良いサンダルを選んだり、サンダルは何足か用意しローテーションしたり、風通しの良い場所に保管したりするなど、臭いを予防する工夫もあわせてしましょう。
これらの対策をしっかりと行えば、お気に入りのサンダルも長く履けるのでおすすめです。
家族のサンダルもすべて除菌しちゃいましょう!
在宅ワークで自宅で勤務している在宅ママです。
在宅ワークも、家事も、育児も、私らしくをモットーに皆様に有益な情報を発信していきたいと思います♪