
豆苗って何回か再生できるんでしょ?



豆苗の再生栽培したいけど容器がない!!
このように感じている方、必見!
家庭にある「ジップロック」を再利用すれば、手軽におうちで豆苗の再生栽培や家庭菜園を始めることができます。
一度使った後も、水に浸しておけば再び成長する再生栽培を楽しめるのは、家計にも環境にも優しい嬉しいポイントです。
本記事では、ジップロックを再生栽培の容器として活用する方法を紹介していきます。
実際に筆者のおうちでもジップロックで豆苗の再生栽培を行って繰り返し収穫しているので、写真付きで詳しく解説します。
ジップロックの再利用に困っていた方もぜひ捨てる前に、エコでおいしい再生栽培を始めてみませんか?
- 豆苗を収穫後、もう一度育てたいけどピッタリな容器が見つからない人
- ジップロックの再利用方法が知りたい人
- ジップロックで豆苗の栽培ができるの?簡単で面白そう!と興味がある人
なぜジップロックが豆苗の再生栽培におすすめ?


豆苗の再生栽培にジップロック?と意外に思われるかもしれませんが、実はジップロックは手軽で便利な容器の選択肢のひとつです。
特に以下の点で優れています。
- 手軽さと入手のしやすさ
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ほとんどの家庭にあるジップロックは特別な準備なしにすぐに使えます。
スーパーや100円ショップでも手軽に購入できます。 - 密閉性による湿度維持
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ある程度の密閉性があるため、豆苗の生育に必要な湿度を保ちやすく、乾燥を防ぐ効果が期待できます。
- 観察のしやすさ
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色付きのものもありますが、ジップロックはほとんどが透明な素材なので、豆苗の根の成長や水の減り具合を簡単に観察できます。
- 使い捨て可能で衛生的
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プランターを使わないので汚れたら使い捨てが出来ます。
ジップロックの再利用にもおすすめです。
豆苗の専用容器や料理用バットに入れて再生栽培するのが一般的な方法です。
しかし、豆苗の茎や葉が成長するにつれて問題になるのが、容器に収まり切れず横に広がってしまうこと。
この問題に関しても、ジップロックの容器であれば解決することができます。
最大のメリットは横の広がりを抑えられること
豆苗を専用の栽培容器や料理用バットなどに入れてしまうと、下記の写真のようにどうしても横に広がってしまいがちです。


筆者もはじめは専用容器や料理用バットを使って豆苗の再生栽培を楽しんでいたのですが、葉が横に広がってくるので置き場に困るようになってきました。
特に成長して葉が茂ってくると、容器の中で倒れてしまうこともあります。
しかし、ジップロックでも特に大きめで深さのあるものを使うと、下記の写真のように横への広がりを抑える効果があります。


横へ広がるのを抑えられるので、省スペースで栽培することが可能になり悩みが解決がしました。
- 適度な深さと囲いがある
- バットに比べて深さがあるため、周りを囲む壁となり横への広がりを抑えられる
- 折り返していた部分を伸ばせば、成長に合わせて容器の大きさを変えられる
- 根元が安定する
- サイズに合わせてキッチンペーパーやスポンジを詰めて固定することも可能
- 省スペース
- 横に広がるのを抑えられるので、限られたスペースでも効率的に栽培可能
ただし、ジップロックの種類によっては、深さが足りなかったり、安定性に欠ける場合もありますので豆苗の成長に合わせて大きさを選ぶことが大切です。
同じように横への広がりに困っている方がいれば、ぜひ試してみていただきたいです。
ジップロックを使った豆苗の育て方
それでは、実際にジップロックを使った豆苗の再生栽培の方法を紹介します。
- ジップロック
- 1度収穫し終わった豆苗
- 水
スーパーなどで購入した豆苗を、根元ギリギリではなく下の方にある葉「脇芽」を残して切りましょう。
この脇芽とは、根の少し上の茎にある成長しかけの芽なので、ここから新しい葉が出てきます。


水は豆苗を入れてからでも足すことができるので、大体で大丈夫です。
2~3回くるくると折り込んでもらえば写真の高さになります。


ポイントは、水の入れすぎには注意することです。
根に軽く水が当たる程度にし、豆の部分に水がかかるとカビやすくなるので避けましょう。
たったこれだけで、豆苗の再生栽培の準備は完了です。
成長して葉が横に茂るようになってきたら、ジップロックで折り込んでいた部分を戻して高さを出していきましょう。
ジップロックも色つきのものではなく、透明なものを選びましょう!
水の減り具合や成長が一目でわかるので、管理しやすくておすすめです。
ジップロック栽培の4つの注意点


ジップロックは手軽な反面、4つの注意点があります。
カビの発生を抑えるために通気性を確保
密閉性が高いため、高温多湿な環境ではカビが発生しやすいです。
豆苗が成長してきたら密集させすぎず、こまめに収穫しましょう。
また、水を取り替える際には豆苗を取り出し、定期的に空気の入れ替えをするようにするとカビを予防できます。
水の量は入れすぎない
水を入れすげると根腐れの原因になります。
根元が軽く浸る程度の水量に保ち、豆の部分には水を当てないようにしましょう。
豆が黒くなっている場合は、腐っているサインなのでスーパーで購入した豆苗もよく観察し、黒い部分は取り除いてから再生栽培をしてください。
- 1日1回(夏場は2~3回取り替えるのがベスト)
- 水を足すのではなく、清潔な水に取り替える
- 肥料は不要
直射日光は避ける
直射日光は避け、明るい窓辺(曇りガラスが入っている窓際など)で管理するのがおすすめです。
レースカーテンやブラインドのある場所でも育てやすいです。
豆苗を育てるには日光は必要ですが、日光を当てすぎてしまうと茎がかたくなる、水が高温になりカビや腐ってしまう原因になりますので避けましょう。
気温(温度)管理を徹底する
高温すぎてしまうと豆苗が傷みやすくなってしまいます。
夏場は特に涼しい場所に移動、またはこまめに換気をして気温の上昇を防ぎましょう。
豆苗のジップロック再生栽培:まとめ


本記事では、豆苗の再生栽培におけるジップロックの活用方法から、ジップロック再生栽培の注意点まで解説してきました。
豆苗再生栽培を成功させるためのコツは、以下の通りです。
- 適切な水やりであげすぎないこと
- 明るい日陰で管理する
- 育ってきたら早めに収穫する
- 無理な再生栽培は避ける
- 2~3回程度を目安に新しい豆苗に切り替える
ジップロックは他にも家庭栽培の容器としても大活躍です!
ぜひジップロックを活用して家庭栽培を楽しんでもらえればと思います。


在宅ワークで自宅で勤務している在宅ママです。
在宅ワークも、家事も、育児も、私らしくをモットーに皆様に有益な情報を発信していきたいと思います♪