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【ブロッコリースプラウト栽培】カビと臭いを防ぐ10の秘訣!

夏場のブロッコリースプラウト栽培は要注意!カビと臭いを防ぐ10の秘訣

健康意識の高まりとともに、自宅で手軽に栽培できるブロッコリースプラウトの人気はますます高まっています。

筆者もテレビで紹介されているのを観て、自分で栽培し毎日のように食べています。

体内の抗酸化作用を高める成分であるスルフォラファンを豊富に含んでおり、健康や美容、ダイエットが目的で食べ始めましたが、栽培が楽しいのも続けてこれた理由のひとつです。

しかし、手軽に栽培できるブロッコリースプラウトですが、夏場のブロッコリースプラウトの栽培では「カビの発生」「嫌な臭い」に悩まされてきました。

そこで実際に育ててみて気付いた、夏でもブロッコリースプラウトをカビや嫌な臭い(匂い)を発生させることなく、元気に栽培するための具体的な方法を10の秘訣として紹介します!

ブロッコリースプラウトの臭いに悩んでいる人必見です!

夏の栽培ならではの課題と、それを乗り越えるための知識と工夫を身につけ、一年を通して新鮮なブロッコリースプラウトを楽しみましょう。

こんな人におすすめ!
  • ブロッコリースプラウトの栽培に興味がある人
  • 夏場のブロッコリースプラウトの栽培に失敗している人
  • 栽培中のカビの発生や嫌な臭いに悩んでいる人
目次

ブロッコリースプラウト臭いの原因は?

「ブロッコリースプラウトの臭いがなんだか気になる…」と感じたことはありませんか?

原因はいくつか考えられますが、今回はブロッコリースプラウトの臭いの原因を3つに分けて理由と対策を解説します。

夏場は特にブロッコリースプラウトの臭いが気になる時期ですので、きちんと対策していきましょう!

ブロッコリースプラウトの臭いの原因
  • スルフォラファン由来の硫黄臭硫黄臭
  • 水換え不足による雑菌の繁殖
  • 発芽しなかった種子の腐敗臭

今回紹介する臭い対策を行っても、いつもと違う強い異臭がする場合は、鮮度が低下し腐っている可能性がありますので食べるのは避けるようにしてください。

スルフォラファン由来の硫黄臭硫黄臭

ブロッコリー スーパースプラウトに含まれるスルフォラファンは、植物由来の有機硫黄化合物の一種で硫黄のような独特の臭いを発することがあります。

このスルフォラファンはブロッコリースプラウトに豊富に含まれる機能性成分であり、品質に問題があるわけではありません。

スーパーで購入したブロッコリースプラウトでもこの独特の臭い(硫黄臭)を感じる場合は以下の対策が有効です。

臭いの対策
  • 袋から出し、臭いがなくなるまで置いておく
  • 水で軽く洗い流す
  • 加熱調理をする

加熱すると成分は水に溶け出てしまうため、スープやみそ汁がおすすめです。

水換え不足による雑菌の繁殖

ブロッコリースプラウトを自宅で栽培している場合、水を換えるのが遅れると雑菌が繁殖し、嫌な臭いの原因になります。

特に夏場は高温多湿になることから、より注意が必要が必要です。

ブロッコリースプラウトの水換え不足による臭いには以下の対策が有効です。

臭いの対策
  • こまめな水換え(1日2~3回)
  • 容器は清潔な状態のものを使用する
  • 風通しの良い場所で管理する

発芽しなかった種子の腐敗臭

ブロッコリースプラウトの種子の中には、発芽しないものも含まれている場合があります。

栽培中に発芽しなかった種子がそのまま放置されると、腐敗した臭いの原因になります。

ブロッコリースプラウトがなんだか腐ったような臭いがする場合には、以下の対策が有効です。

臭いの対策
  • 発芽していない種子を取り除く
  • 種を密集させすぎない

ブロッコリースプラウトの種をまいてから2~3日程度で発芽してきます。

その状態でよく観察すると発芽していない種子が見つけられますので、栽培中に発芽しなかった種子は早めに取り除くようにしましょう。

種を密集させすぎると、発芽しない種子を見つけにくく風通しも良くないので腐敗のリスクが高まります。

夏場は特に種はくっつかないように、均一にまくようにしましょう!

なぜ夏場のブロッコリースプラウト栽培は難しいの?

はてな

ブロッコリースプラウトの栽培は比較的簡単と言われていますが、夏場は特に注意が必要です。

その理由は、主に以下の3点にあります。

高温は雑菌の繁殖を促すため

ブロッコリースプラウトの発芽と成長に適した温度は、一般的に15〜25℃程度です。

日本の夏は連日30℃を超えることも珍しくなく、この高温は種子の発芽を妨げたり、発芽しても生育不良を引き起こしたりする可能性があります。

また、高温は雑菌の繁殖を促し、カビや腐敗の原因となります。

日本の夏は湿度が高くカビが発生しやすいため

梅雨時期や台風シーズンなど、日本の夏は湿度が高くなることが多いです。

高い湿度は、ブロッコリースプラウトの葉や茎に水分が残りやすく、カビの発生を助長します。

密閉された容器内で栽培する場合、特に湿度管理が重要になります。

高温多湿による通気性の悪さ

高温多湿の環境下では、容器内の通気性が悪いと、蒸れてしまい、ブロッコリースプラウトが傷みやすくなります。

また、酸素不足は根の呼吸を妨げ、生育不良や病気の原因となることもあります。

夏の栽培においては、適切な通気性を確保することが、カビや嫌な臭いを防ぐための重要なポイントとなります。

これらの理由から、夏にブロッコリースプラウトを栽培する際には、温度、湿度、通気性の管理を徹底することが、成功の鍵となります。

夏場のブロッコリースプラウト栽培10の秘訣

10

夏でもブロッコリースプラウトをカビや嫌な臭いを発生させることなく、元気に栽培するための具体的な方法を10の秘訣としてご紹介します。

この10の秘訣を実践してからは、1年中変わらず収穫できているので悩んでいる方はぜひお試しください。

涼しい場所を選ぶ

直射日光が当たらず、風通しの良い涼しい場所で栽培しましょう。

普段は出来るだけ日の当たる場所に置いていますが、夏場は窓際のカーテン越しで育てています。

直射日光ではなく、柔らかい日差しが届く場所が最適です!

ここが盲点!

直接エアコンの風が当たると乾燥しすぎるため、エアコンのそばも避けましょう!

通気性の良い容器を選ぶ

容器
100均で購入した容器

通気性の良い容器を選びましょう!

ザル付きの容器や、底に穴が開いている容器であればどの容器でも構いません。

筆者は、上記の写真の容器を100均で購入して使っています。

反対に、ビンの容器や密閉性の高い容器は湿度が高くなりやすく、カビの原因となるため避けましょう。

アルミホイルを活用する

種をまく容器の底に清潔なアルミホイルを2つ丸めて敷くことで、嫌な臭いは気にならなくなりました。

アルミホイルをどう活用するか画像付きで解説します。

STEP
アルミホイルを2つ丸めて、容器の底にセットする
STEP
アルミホイルの上に水切り穴が開いているザルをセットする
STEP
湿らせたキッチンペーパーの上に種をまく
種をまく
手順
  • アルミホイル丸めて2つ作る
  • その上にザルをのせる
  • 水で湿らせたキッチンペーパーを敷く
  • キッチンペーパーの上に種をまく

アルミホイルが消臭効果があるのは有名な話ですが、毎回アルミホイルを敷いて栽培しているわけではありません。

夏場以外は必要なく育てられますし、あくまで一時的に臭いを閉じ込めるための用途して使用しています。

育てる環境や栽培する場所を見直してカビの発生や臭いが抑えられた場合は、アルミホイルを使用しなくても問題ありません。

栽培環境に合わせて使用をお試し下さい。

遮光対策を徹底する

直射日光が当たる場所は、たとえ日が当たる明るい場所だとしても避けましょう!

なぜなら、強すぎる直射日光で「葉焼け」するからです。

ブロッコリースプラウトも小さな葉ですが、直射日光を浴びると茶色い色に変化してしまいます。

お持ちのもので大丈夫なので、夏場の暑い時期は遮光対策を行いましょう!

主な遮光対策は以下の通りです。

遮光対策
  • 遮光ネット
  • カーテン
  • すだれ
  • シェード・オーニングなど

筆者の場合、夏場以外は日の当たる場所に置いていますが、夏場は窓際のカーテン越しで育てています。

こまめな水やりと水の交換をする

夏場は水が腐敗しやすいため、1日に2〜3回程度、こまめに新鮮な水と交換しましょう!

特に種が発芽するまでは、乾燥を防ぐために定期的な水やりが重要です。

まだ発芽したての場合の水やり方法は、朝の涼しい時間帯(朝5時~9時頃)に霧吹きで行うのが最適です。

発芽後は、キッチンなどの水道でシャワーにして直接上からかけて問題ありません。

夏場以外は、1日に1回程度水をあげればブロッコリースプラウトは育ちますが、夏場だけはこまめに水やりをしましょう。

種まき前に種を洗う、水につける

種をまく前に、一度流水で洗うと種を清潔に保ち、雑菌の繁殖を抑えることができます。

また種まき前に水につけることにより、以下のメリットも期待できますのでおすすめです。

水につけるメリット
  • 発芽の促進
    • 発芽に必要な水分を事前に吸収させることで発芽を促す
  • 発芽の均一化
    • すべての種子が同時に水分を吸収でき発芽のタイミングが揃いやすい

浸水時間は、夏場は2時間もあれば十分ですが、早く発育させたい場合は8時間ほどつける人もいます。

浸水なしの状態でも、遅くても種まきから2日後には発芽しているのでそこまで長く浸水する必要はないです。

容器にアルミホイルをかぶせて暗所で発芽を待ちましょう。

アルミホイル
種まき後、発芽待ち

種を多くまきすぎない

ブロッコリースプラウトを育てる際、ついつい「たくさんまけば、たくさん芽が出て収穫できるだろう」と考えがちですが、種が重ならないように均一にまくのが基本です。

特に夏場ですが、密集させすぎてしまうと風通しが悪くなりカビや嫌な臭いの原因になります。

種まきに重要なポイントは以下の通りです。

重要なポイント
  • 種同士がくっつかないようにする
  • なるべく均一にまく
  • 容器に対して8割程度になるようにする

種は水分を含んで成長してくると膨らむので、その後のスペースも考え少し隙間をあけてまくと良いでしょう。

換気を徹底する

栽培中は、なるべく風通しの良い場所に置きましょう。

特に湿度が高い夏場は、積極的に換気することでカビの発生リスクを減らすことができます。

しかし暑すぎて窓を開けるのも躊躇してしまいますよね…。

その場合は、扇風機などで微風を送るのが効果的ですので換気がうまく出来ないときはお試しください。

収穫時期を見極める

ブロッコリースプラウトの収穫のタイミングは、種まきから7日~10日後くらいが目安です。

必ずしも何センチ成長したらという明確な基準があるわけではありませんが、葉がしっかりと開いて緑色が濃くなった時が食べ頃です。

筆者の失敗談ですが、もっと伸びるのではないかと2週間以上育てていましたが、成長もそこまでなく反対に風味が落ち、カビも生え、傷みやすくなります。

夏場は特に成長が早いため、こまめに観察し、収穫時期を見極めていきましょう!

一度にたくさん栽培しない

夏場は管理が難しいため、一度にたくさんの容器で栽培するのではなく、期間をずらして栽培するのがおすすめです。

筆者の場合は常に4つの容器で栽培していますが、同じタイミングで種まきはせず期間をずらして栽培しています。

そうすることで、失敗のリスクを減らし、常に新鮮なスプラウトを楽しむことができます。

まとめ:夏場の栽培は特に気を付けよう!

まとめ

本記事では、夏場のブロッコリースプラウトの栽培に関して実際に育ててみて見つけた10の秘訣を紹介しました。

大切なのは、高温多湿という夏の環境を理解し、それに対応した管理を丁寧に行うことです。

失敗するのが怖い人は、水替えがとにかく簡単でおしゃれなスプラウトポットを使って育ててみるのもおすすめです!

ぜひ本記事を参考に、夏のブロッコリースプラウト栽培にチャレンジしてみてください!

もし、カビが発生してしまった場合は残念ですが食べるのはやめましょう。

理由はカビは体に良くないですし、嫌な臭いも雑菌が繁殖している証拠だからです。

本記事のまとめ
  • 夏場のブロッコリースプラウトの栽培は、カビ、嫌な臭いが発生しやすい
  • カビが発生しやすい理由は、高温多湿が影響している
  • 夏場の栽培は10の秘訣を守っていれば失敗なく育てられる

在宅ワークで自宅で勤務している在宅ママです。

在宅ワークも、家事も、育児も、私らしくをモットーに皆様に有益な情報を発信していきたいと思います♪

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